出会いと別れの季節
青空
お風呂上りの火照ったからだに
薄い黄色のパジャマをまとって私は、
夕食もそっちのけで
自分の部屋へと直行した。
「ユウマにメール送っちゃおうかなっ」
にんまり微笑んで私は、パステルピンクのケータイを手にする。
待ち受け画面に、『未読メール1』とあった。
「誰だろ・・・」
BOXを開けてみるとそこには
『From:ユウマ』
「うっそ」
嬉しくて嬉しくてたまらなかった。
嬉しさのあまり勢いでベッドに飛び込んだ。
急いでメールを読み始める。
『俺やで?わかるか?』