君は俺のもの




「それじゃ、そうゆうことだから」



そういって立ち上がろうとした瞬間





バンッ!!!!!!

大きな大きな音が店内に響く


今は11時すぎだから誰もいなくてよかった―




見ると さっきまでうさぎみたいだった女が

まるで女豹のように俺を睨んでる




「彼女・・・いるの知ってます」


甲高い声だったのが嘘みたいに低い




―これがこいつの本性







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