君は俺のもの



*昼休み





「かーいーと!!!」


いつものようにドアから叫んで海斗を呼ぶ




すると


「わかってるから、うるせぇ」


そういって さっきまで寝ていたのか

ぼさぼさになっていた髪を 手で直しながら

海斗 がだるそうに出てくる




その姿に



「きゃ〜♡ やっぱかっこいいよね、海斗くん!」

「うんうん、わかる!

芹那ちゃんには悪いけど もったないよね(笑)」

「わかる〜」



といって盛り上がってる 女の子たち






―そんなのわかってるよ









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