君は俺のもの






プルルルル…
プルル…ガチャッ


「はい!」





時間は八時を過ぎていた

お風呂にはいり、一息ついていたわたしのケータイが鳴る




「もしもし? 」


電話の先で聞こえたのは 雅紀くんの声だった



「あれ?どうしたの? 珍しいね?」



「あっ、うん。急にごめんね!」

「全然いいよ! 」




いつもよりしおらしい雅紀くんの声にすこし緊張するわたし




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