君は俺のもの




すると





「んじゃおれと雅紀が買ってくるから

おまえ、席とっといて」



そういって雅紀くんの肩をつかみ歩きだそうとする海斗




「えっえっ、ちょっと芹那ちゃんはっ??」




そんな雅紀くんの焦る声が遠ざかって

人のあふれかえる食堂の入口に

おいてけぼりにされる私









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