君は俺のもの



ガラッ





「あっ! 芹那! おはよ〜」

「うん! おはよう!!!」




そういって 美咲(みさき)と挨拶を交わす

美咲とは小学校からの幼なじみ

いつも一緒でまさに親友ちゃん!








「ねぇねぇ、美咲。今日も言えなかった……」



席に座るなり 私の隣に寄り添うように立っていた
美咲の腰に抱きつく

そんなわたしの頭を よしよし と撫でてくれる美咲


この手にわたしは 何度救われたのかな*.







「そっかそっか〜。。

まぁ海斗くんだもんね。。

さすがのあんたも歯が立たないか・・・」



「そう!!! そうなの! 海斗には言えないよぉ」







美咲の言葉にうんうんと大きく頷くわたし

やっぱり美咲はわかってる!









< 8 / 161 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop