君は俺のもの
ガラッ
「あっ! 芹那! おはよ〜」
「うん! おはよう!!!」
そういって 美咲(みさき)と挨拶を交わす
美咲とは小学校からの幼なじみ
いつも一緒でまさに親友ちゃん!
「ねぇねぇ、美咲。今日も言えなかった……」
席に座るなり 私の隣に寄り添うように立っていた
美咲の腰に抱きつく
そんなわたしの頭を よしよし と撫でてくれる美咲
この手にわたしは 何度救われたのかな*.
「そっかそっか〜。。
まぁ海斗くんだもんね。。
さすがのあんたも歯が立たないか・・・」
「そう!!! そうなの! 海斗には言えないよぉ」
美咲の言葉にうんうんと大きく頷くわたし
やっぱり美咲はわかってる!