君は俺のもの



そうなったらもう止められない

だから俺はわざと 海斗に近寄ったんだ―




芹那ちゃんの

切なそうな顔 辛そうな顔 泣き出しそうな顔




すべてを支えてあげたくて・・・

俺ならもっと愛せるのにって・・・





そしてやっと掴んだ 大チャンス

君からかかってきた電話―


そしたら君は 今にも泣き出しそうで。





すぐさま 君の元へ走った―


でも 君は不安そうな顔をしてて・・・






俺のせいで 不安な顔にさしてるって思ったら


『べつに好きな人がいるから』



って言うしかないだろ・・・?





―今は 友達 でいいから。

それは本音だから。












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