君は俺のもの
「うわ!!! このお店かわいい~」
そういって 今日一番の盛り上がりをみせる芹那ちゃん
このお店は すごく有名なお店
それぞれフルーツをイメージした部屋があり
そこを選ぶことができる―
「んー、どれがかわいいだろ?」
腰をまげて必死にメニューに食いついてる
俺はその背中にそっと触れて
しんどくないように支える
「これは?」
芹那ちゃんが指さしたのは バナナの部屋
黄色をイメージした写真がのってる
「可愛いじゃん、いいよ」
「ほんと?ありがと!」