君は俺のもの



「うわ!!! このお店かわいい~」


そういって 今日一番の盛り上がりをみせる芹那ちゃん

このお店は すごく有名なお店


それぞれフルーツをイメージした部屋があり

そこを選ぶことができる―





「んー、どれがかわいいだろ?」


腰をまげて必死にメニューに食いついてる


俺はその背中にそっと触れて

しんどくないように支える



「これは?」


芹那ちゃんが指さしたのは バナナの部屋

黄色をイメージした写真がのってる



「可愛いじゃん、いいよ」


「ほんと?ありがと!」









< 85 / 161 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop