君は俺のもの



海斗とわたしの関係・・・それは偽恋。




2年生のときにはじめて海斗に会って恋をしたとき

彼はもうすでに ボロボロだった。




みんなの前では 平気な顔をしてて

私もそこに恋をした



でも―

ある日 暗闇で泣いてる本当の海斗をみた




暗闇の中でもがいてて辛そうで苦しそうで

それなのに自分からは出ようとしない



みんなに 助けて って言えばいいのに

それを言わない 強がりな海斗



気づかれないように 知られないように

必死に隠してた 心の悩み




きっとその瞬間

わたしは本当の恋を知った―







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