君は俺のもの
カランカラン
「「ありがとうございましたー」」
お店をでてイルミネーションの下を歩く
「うわー、もう12時30分だよ」
「遅くなったな~明日寝坊しそう」
ふわぁ~とあくびをした翔くん
ほんとに目が眠たそう(笑)
「ごめんね、こんな時間まで・・・」
引き止めたことが申し訳なくなり
翔くんの服の袖をひっぱる
「全然いいよ、逆に嬉しかったから」
「え?」
顔を上げるとすっごい笑顔で
「こんなに仲良くなれた」
そういってわたしが掴んでるところを指さす翔くん
カァーと顔が熱くなるのがわかる