ひまわりの約束
「…みんな書いたかぁ!?
書いた奴から席つけよー!」
あたしは人数オーバーが無いか
日向探しがてら黒板を見る
玉入れはOK
綱引きもOK
大縄が4人足りないか。
そこには日向の名前も。
日向は縄跳びするんだ。
あとは
キャタピラーとドッヂボール、パン食いが足りないか。
「えー。キャタピラーとドッヂボール、パン食いが足りないので、当日の人数でまた調整します!」
「…はい。これで終わりやろ?
森ちゃん。」
「あっ。うん。そう…やね。あと葵、日向、煌月には今日の放課後、ここでやる実行委員会に出てもらうから。」
また実行委員会か。
慣れてるからあたしはいいけど
日向も赤崎くんも慣れてない。
大丈夫かな?
「えー。ったく。仕方ねぇな。」
「司会は、煌月。団長。頼んだけんね。」
赤崎くんに森ちゃんは1枚のプリントを渡した。
「はい。これでスポーツ大会は終了!応援合戦の練習は放課後、ダンスリーダーがベーシックの子やけん。日時は後で。休憩入ってよかよー!」
キーンコーンカーンコーン
タイミングよくチャイムが鳴って
教室は一気に騒がしくなった。