ひまわりの約束





「…須藤、葵ちゃん?」

その声に
右を見ると
1人の女性。


あたしよりも身長が高くて
茶髪のロングヘア
目がくりっくりで
童顔の可愛らしい人


車の隣に居るから
年上だろうけど…



「あっはい。」


「私、日向の実の姉です。


花凛と言います。」



「えっ…」


…ひっ日向の実のお姉さん!?


あたしは驚きを隠せない。

なぜここに…


「驚かせちゃったよね。

ごめんね。

…葵ちゃんと

少しおしゃべりしたくて。

うちの家

この辺りだから
お茶でも…」


「…えっあっ。…」


…どうしよー。


行くべき?


でもお姉さんなら

日向の過去を…


「…わかりました。」


「そう!よかったぁ。じゃあ車乗って?」


「あっお邪魔しますっ!!」


あたしは
花凛さんについて行って
車のドアを開けた。




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