ひまわりの約束



「ここからの眺めが

俺は好きなんよ。」




そう言って日向は
ベンチに腰掛ける



目の前にはひまわり
上には青々と輝く空
下は緑
右からは川のせせらぎの音


ここにいるだけで
自然を感じられるな…






「ここ、あたしも気に入った!」




あたしは日向のすぐ隣に座った








「あー…ちゃん。」




「うん??なぁに?日向…」




日向は立ち上がって
あたしの正面に立つ



「俺、、あー…ちゃんの…こと…。」




いつもあんなに達者に喋る日向
でもこの日は何か違った。



「うん…」





「…めちゃくちゃ大好き…なんだ。」



「…えっ」


今更急にどうしたのかな…









「俺はあーちゃんと結婚したい。

将来のことやし

どれだけ時間が
かかるかわからないけど


絶対に幸せにすっけん。」




真剣な眼差しで
あたしを見つめる日向


急な告白に
戸惑ったけど

それよりも
嬉しさがこみ上げてきた

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