Je te aime ~愛しき人よ永遠に~
暫くぶりにナーちゃんに連絡した。
そして、待ち合わせの場所に行った。


『久しぶり。』私はナーちゃんに言った。
ナーちゃんは私の青白い顔を見て問い質した。


私は今までの経緯をポツリポツリと話した。
別に慰めてもらおうとか思っていなかった。
ナーちゃんは黙って聞いてくれた。
有難かった。


私達はまたつるむ様になった。


まだ文には会えない。どんな顔をして会えば良いのか分からなかったから。


暫く地元でナーちゃんと遊んでいた。
まぁ、二人共お金が無かったから話し込む事が殆どだった。


ナーちゃんの知り合いが、暫く留守にするので、その間ナーちゃんに鍵を渡して留守を頼んだマンションに私も入り浸ったが、私といる時は男の人は来なかった。


2人で部屋でくだらない話を何時までもしていたら、不意にナーちゃんが私に言った。


『今度アテイ君の家に行こう?』


私は黙ったままだった。
ナーちゃんはなだめる様に優しく言った。

『みんな心配してる。アンタが全く連絡て来なくなって、口では言わないけれど、心配してるよ。』



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