Je te aime ~愛しき人よ永遠に~
『昨日遅かったんだ。寝てもいい?』
私はフッと笑って答えた。
『良いよ。私も寝ようかな。』
勿論冗談のつもりだった。文は断ると思っていたから。
すると文はベッドに入り片手を上げておいでの仕草をした。
私はドキドキしていた。
文の体に体を寄せた。
フワリと文の香りが鼻をくすぐった。
力が抜けてゆく。あんなに緊張していたのに、スッと抜けて代わりに無意識に自分を包んでいた鎧が外れていった。
風が心地好く2人を包んだ。
文の手が私の髪を撫でる。
私は文の胸に埋まった。
そして、私達は眠りに落ちた。
私が完全に安心しきって眠ったのは
後にも先にもこの時だけだった。
私はフッと笑って答えた。
『良いよ。私も寝ようかな。』
勿論冗談のつもりだった。文は断ると思っていたから。
すると文はベッドに入り片手を上げておいでの仕草をした。
私はドキドキしていた。
文の体に体を寄せた。
フワリと文の香りが鼻をくすぐった。
力が抜けてゆく。あんなに緊張していたのに、スッと抜けて代わりに無意識に自分を包んでいた鎧が外れていった。
風が心地好く2人を包んだ。
文の手が私の髪を撫でる。
私は文の胸に埋まった。
そして、私達は眠りに落ちた。
私が完全に安心しきって眠ったのは
後にも先にもこの時だけだった。