Je te aime ~愛しき人よ永遠に~
土砂降りの叫びの中で
私達はいつの間にか二人共寝てしまっていたらしい。
今ちゃんが仕事に行ったのも気づかなかった。


無言の2人だったけれど、空気は重くない。
ナーちゃんとは何か喋らないと空気が重くなる様な薄っぺらい付き合いじゃない。

何も言わなくても、お互い気にもしない関係だから。



お互い泣き腫らした目を覚ます為に顔を洗い、ボーッと夜中の言い合いを思い出していた。


私は文もナーちゃんも好きだ。
文はナーちゃんと一緒に居る。


私は2人が付き合うことには何も言わない。
でも、以前文は私にキスをした。
その時、私は悟った。


2人の心はもう別々に向いているのかも。と。



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