君がくれた約束

仕事が終わり、家に帰ると早速シュウに話した。



「でね、明日からお弁当を2つ作って欲しいの」



シュウは何て言うかな?
嫉妬してくれたり…。



「俺はいいけど、バレたら振られるんじゃないの?又」


「バレないし、そんな人じゃないよ。早川さんは」


「ふ~ん…。分かった。じゃあ明日からね」



シュウはそういうと部屋に戻って行った。


やっぱり…。
嫉妬なんてしないんだ。


私はシュウの香水の移り香に嫉妬して、
シュウは私の男の人の話に嫉妬しない。


もうやめよ。
シュウの事、考えるの…。


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