君がくれた約束
同居×同棲=弟

「ねぇ、これって…目玉焼き?」


「うん、そうだけど」


「ふ~ん…。なんか…凄いね」



何よ?
ちょっと黄身が乱れて、焦げただけじゃない!


おっと、余り怒らせない方がいいよね?



「そういえば、名前は何て言うの?」


「…シュウ」


「じゃあ、シュウって呼ぶね」


「勝手にすれば?」



シュウは不味そうに目玉焼きを食べると、
ソファーに横になって眠った。


私はそっとシュウの寝顔を覗きこむ。


肌なんか凄く綺麗だし、まつ毛なんか私より長いし。


まぁ、性格は戴けないけどね。


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