君がくれた約束
早川さんと少しバーに寄り道して、家に帰るとシュウはもう家に帰っていた。
「ただいま」
「うん。あれがお弁当の人?」
「…そうだよ」
「ふーん。今度の人は大丈夫そうだね。まだ分からないけど」
「早川さんはね、優しいし、仕事も出来るし、変な噂も聞いた事ないし。紐や出張ホストやってる誰かさんとは違うんだから!!」
「……」
何でそこで黙るのよ?
ちょっと言い過ぎたかも知れない…
「ごめん…」
「何で謝るの?倫子さんの言った事、間違ってないよ。じゃあ、俺寝るね」
シュウはそう言って部屋へと戻って行った。