君がくれた約束
そして、その日はやって来たんだ。
「初めまして、ミナです」
シュウが初めて連れて来た彼女は、小さくて可愛らしい、
女の私が守ってあげたいくらい可愛い女の子だった。
「どうぞ、上がって」
私は満面の笑みでミナちゃんを受け入れる。
こういうのにも慣れなきゃいけない…。
少し馴染んで来た頃、ミナちゃんが言った。
「シュウ君って家ではどんな感じですか?」
えっ?
生意気で化粧上手の料理上手…?
シュウを見ると、シュウの目は言うなって言ってる。
「んー。その辺の男の子と変わらないかな…」
こんな感じでいいのかな?