君がくれた約束
久し振りに入ったシュウの部屋は相変わらず綺麗に片付いていて、シュウは普通にベッドに入り、私が寝るスペースを空けて言った。
「何してるの?」
「…うん」
緊張する。
シュウは平気なのかな?
私はドキドキを抑えながら、ベッドの端に小さく転がった。
「もっとこっちにくればいいのに」
シュウはそう言って右腕を伸ばして、私をシュウの方に寄せたんだ。
緊張するけど…
緊張で余計眠れないかもしれないけど、
幸せ……。
この幸せを守る為なら、
このままでもいいや。
ずっと……