君がくれた約束
救世主
―翌日
私は早めに家を出て会社に向かった。
会社に着いて事務所に行くと、そこにはもう三上さんの姿があった。
「おはようございます」
「おはよう」
やっぱり会社での三上さんは話しにくい…。
席に座ると三上さんが言った。
「…何かあったか?」
「…?」
「目が腫れてる。行くか?居酒屋」
「…そうですね、お願いします…」
って事は残業か…。
「今日は定時にするから、さっさと仕事終わらせるぞ?」
「はい」
約束をすると、
三上さんは又いつもの三上さんに戻って、黙々と仕事を始めた。