君がくれた約束

食べ物やお酒を頼むと、
本題に入った。



「で、何を悩んでるの?」



私はシュウへの不満、
自分を情けなく思う気持ちを延々と語ると、ビールを一気に飲み干した。


そんな私を見て、
三上さんは言ったんだ。



「もっと外に出るといいよ。休みの日もショッピングに行ったり、資格を取ったり。趣味を見付けるといい」


「……。三上さんはいつもそうやってるんですか?」


「うん。会えない時間はそうやって使ってたな。じゃないと余計な事を考えるだろ?」


「それが出来ないくらい…何も手につかない状態になったら…?」

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