君がくれた約束
三上さんの仕事モードのメールに少し笑うと、家に着きタクシーを降りた。
気持ちが凄く穏やかで…。
こういう時間を持てば、楽に毎日を過ごせるような気がした。
部屋に向かいながら、三上さんに゛おやすみなさい゛のメールをすると、
部屋のドアの前に人が座り込んでいるのが分かった。
シュウ……?
私はそっとシュウの前に座ると、シュウは眠っていた。
ずっと待ってたの…?
胸がズキンと痛み、さっきまで三上さんと楽しんでいた自分に、罪悪感が襲う。
「シュウ」
「ん…。あっ、お帰り」