君がくれた約束
「お帰りっ!」
そう言ってシュウに抱き付くと、シュウが言った。
「倫子さん、太った?」
「……うん。2キロくらい」
「2キロ?」
「嘘。4キロ」
週に三回の居酒屋通いのお陰で4キロ太ってた。
その後笑いながらシュウは言ってくれた。
「何か綺麗になったね」
凄く嬉しかった。
「私ね、料理の勉強もしてるんだ。お腹空いてない?何か作ろうか?」
「いい。とりあえず座ってゆっくりしようよ?」
「…うん」
そう言ってシュウと一緒にソファーに座り、シュウが話し始めた。