君がくれた約束

「うん。紗香も何かあったらいつでも…」


「人の心配する前にちゃんと一人立ちしなさい!」


「ですよね」


「じゃ、私そろそろ帰るね。…又泊まりに行くから」



そう言って二人で笑うと、紗香は帰って行った。



私は空を見上げて思う。



この空の下でシュウと繋がっているんだ。


今はそれだけだけど……。


いつシュウと会っても、
笑顔でいられる私になれますように


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