君がくれた約束
「酷いよ…今まで全然連絡くれなくて…やっとくれたと思ったら…。私のせい…?私が辛いからやめたいってシュウに言った?!」
「……」
もしかしたら、本当にこの電話で終わるかもしれない。
どうせ終わるなら、
私の気持ちをぶつけてやるんだから!!
気付いたら、私の気持ちは悲しみから怒りに変わっていた。
「聞いてるの?」
「…うん」
「私、待ってるから。約束した日、家で待ってるから。何があっても。約束した日までシュウと会えなくても、ずっと待ってんだからね?!私とただ別れたいだけなら、来なくていい!でも私、待ってるから!!」