君がくれた約束
「よし、いいよ。お疲れ様、上がって」
私は結局残業をさせられて、クタクタになって家に帰る。
携帯を開くと、
朝の男の人からはメールも電話も無いみたいだった。
そして、又疲れがドッと出る…。
「ただいま~」
シュウの靴はあるのに、返事が無い…。
「シュウ?」
部屋に行くと、箱詰めされた沢山の段ボール箱と、テーブルの上にシュウが作った晩御飯があって、シュウはテーブルに伏せて眠っていた。
こんなに一気に頑張らなくてもいいのに…。
寝てると可愛いのにな。
少しだけ、胸がキュンとなった。