君がくれた約束
ううん、コイツは超能力者の悪党野郎よ。
この寝顔に騙されるもんですか!
私が1人で葛藤していると、シュウが目を覚ました。
「…お帰り。いつ帰ったの?」
「さっき。急に残業入ったから」
「ふ~ん…」
「そうだ、シュウ携帯持ってるでしょ?番号教えといてよ」
「無い」
「持ってなかったっけ?」
何回かシュウのポケットから見えたんだけど…。
「あったけど、解約になったから」
「そっか…。まぁ、いいや。ご飯食べよ?」
「うん」
私とシュウはご飯を食べ、横になった時、私の携帯が鳴った。