君がくれた約束
お店に着くと、青木さんは私にメニューを渡して言った。
「好きな物頼んでいいよ。お酒飲む?」
「お酒、飲めないからウーロン茶がいいです…」
もし青木さんの前でお酒が止まらなくなって、救急車で運ばれたりしたら最悪だもんね。
「うん。俺は飲んでもいいかな?」
「はい。全然OKです!」
青木さんは私より3つ年上で、私を素敵にエスコートしてくれる。
今まで付き合っていた彼氏達とは比べ物にならないくらい、落ち着きと包容力があって、私はまるでシンデレラにでもなったような気分になった。