君がくれた約束
「ただいま」
「……」
時計は0時を回っている。
シュウ、眠っちゃったかな?
そっと部屋に入ると、電気を消してテレビを見ているシュウの姿があった。
「お帰り。どうだった?」
「楽しかったよ!あのね…」
私は今日あった事を1つずつ、遠足に行った子供みたいにシュウに話した。
きっと、シュウの青木さんに対する目も変わるんだから!
でもシュウの反応は違ってた。
「ふーん…」
「ふーんってそれだけ?」
「はっきり言ってもいいの?」
「…いいよ」