君がくれた約束

「倫子さん、遊ばれてるんじゃない?」



私はカチンと来てシュウに言った。



「どこがよ?!」


「だって好きだったら、電話くらいするでしょ?」


「だーかーらっ!会社の携帯なんだから仕方ないでしょ?!」


「今時会社の携帯しか持ってない人なんているの?もしそうだったとしても、自分から電話するでしょ?」


「……」


「それに手が早いよ」


「大人の付き合いなんですっ!もういい!!シュウには話さない!!」



私はブチ切れて、お風呂に入ると速攻で寝た。



シュウのバカ!
そんなに言わなくてもいいじゃない…。


< 72 / 436 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop