君がくれた約束
―翌朝
目を覚ますと、9時だった。
ヤバい!
完全に遅刻だ…。
私は焦って会社に電話をする。
「はい、○○会社です」
「すいません、神田ですけど…少し遅刻します」
「…なるべく早く来てね。今忙しいんだから…」
「はい、すみません!」
シュウ、何で起こしてくれないのよ!
ただでさえ、会社まで遠くなったのに…。
昨日、そんなに疲れてたのかな?
私は急いで用意して、
シュウの部屋に行った。
「シュウ、仕事行ってくるからね!」
「ん…」
「シュウ?」