君がくれた約束
いつも寝起きのいいシュウが、起きない…。
っていうより、グッタリしてる…?
私は部屋の中に入って、シュウの顔を覗き込んだ。
顔を赤くして、息を切らしているシュウのオデコを触ると熱い…。
「熱があるじゃない!!」
私は急いで体温計を取って来て、シュウに渡し熱を計ると、
シュウの熱は38.8度もあった…。
会社、休まなきゃ…。
シュウが死んじゃう。
私の頭の中は軽いパニックを起こし、急いで会社に電話した。
「○○会社です」
電話に出たのは三上さんで一瞬冷や汗が出たけど、そんな事言ってる場合じゃない。