君がくれた約束
―翌日
目が覚めると、あり得ないくらい頭が痛い…。
こんなんじゃ会社行けないし。
よし、休もう。
私は目を瞑ったまま携帯を探して、手に取ると会社に電話した。
「○○会社です」
げっ!三上だよ…。
「神田ですけど、おはようございます…」
「おはよう…。何、又休み?」
まだ、何も言ってないじゃん!まぁ当たりだけど…。
「はい、明日は大丈夫。だと思います…」
「はぁ…。別にもうずっと休んでてもいいけど?」
「いえ、明日から行きますから!失礼します」