スケッチブックに描くもの
私は部屋に入り泣き続けた。涙っていつ枯れるんだろう。って思いながら。
涙は結構早くに枯れる物だ。1日泣いて、涙の欠片も出なくなったけど、なぜ涙が出ないのに泣けるんだろう。ずっと心が泣いてるからだろうか。
一体何日部屋にこもっているのかそれすらわからなくなった。母はいろいろしてくれるがなにも喉を通らない。
ふと手元を見るとスケッチブックがあった。何気なくパラパラとめくる。そこにはたくさんの涼がいた。
目が霞む。ああ、また涙だ。涙って時間が経つとまた出るんだ。
最後のページで手が止まる。絵じゃない。私は書いてない。
もう一度今度はちゃんと開く。涙を拭う。
「涼! バカ! 大っきらい!!」
そこには涼からの手紙が書いてあった。
涙は結構早くに枯れる物だ。1日泣いて、涙の欠片も出なくなったけど、なぜ涙が出ないのに泣けるんだろう。ずっと心が泣いてるからだろうか。
一体何日部屋にこもっているのかそれすらわからなくなった。母はいろいろしてくれるがなにも喉を通らない。
ふと手元を見るとスケッチブックがあった。何気なくパラパラとめくる。そこにはたくさんの涼がいた。
目が霞む。ああ、また涙だ。涙って時間が経つとまた出るんだ。
最後のページで手が止まる。絵じゃない。私は書いてない。
もう一度今度はちゃんと開く。涙を拭う。
「涼! バカ! 大っきらい!!」
そこには涼からの手紙が書いてあった。