ぶきような想い



「じゃ、遠慮なく」










私が受け取るとシオンはにやっと笑うと
スプーンを私の口元に近づけてきた





んんん!?これは嫌な予感…











「あーんしろ」











やっぱりきましたか!!


うーん…恥ずかしいんだけどっ!!











「早くしろって」





「…あ、あー」











渋々口を開けると喉元までスプーンを突っ込んできた!!!





だから嫌だったのに!!

痛いっ!!


涙出てきたよ!!?











「あははっ!
お前最高っ!」





「最低!」










仕返しにお腹に一発食らわせてやると
うっと小さくうなったシオン





へ!仕返しだー!





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