ぶきような想い
存在感
増えた関係
みんなでアイスを食べ終えて
美香は瑛太くんと、ことちゃんは春くんと必然的に帰ることになる
つ、つまり…やっぱり私もシオンも二人っきり
や、やばいっ
すっごい緊張する…
「本当久しぶりに話せてよかったな」
「そ、そうだねっ」
そうだよっ
久しぶりなのに帰るって!!
心臓持たないよっ!
「いや〜しかし歩いて帰るのもなかなかいいもんだな」
「あ〜いつもあの大きな車だもんね」
毎日あれで送り迎えって…
夢の世界だなぁ〜
「そういや、かなり髪伸びたな」
そう言ってふわっと私の髪に触ってきたシオン
え、そういう不意打ち…やばいよ…