ぶきような想い



「夏歩来いよ〜」





「え?どうしたのー?」











シオンに呼ばれて近くに駆け寄るとシオンの座っている横をポンポンとされる




す、座れってことかな?


おずおずと隣に腰掛けるけど何も話してこない











「え、えっと…どうしたの?」





「いや、呼んだだけだけど?何腰掛けてんの」











あ、そうですか…



シオンは付き合っても相変わらす冷たい態度は崩さない



ま、まぁそれもなんか慣れてきたんだけどさ




慣れとは怖いな。笑"











「じゃあ私あっち行くよ?」





「は?いいじゃんここで」











なんなんだーーーっ!!!


このあほは何がしたいんだーーー!!











「じゃあなんなのよ!」





「何もないけど一緒にいて欲しいとか思っちゃダメなのかよ」











えっ!!


何今のぼそっとした呟き!


超うれしいんだけどっっ♪











「だ、ダメじゃないよ!」





「なんでお前は察しないのかねぇ」





「つ、次からちゃんと察するから」





「別に期待してねぇよ」











ほら、優しいあとはいつも冷たい



でもそんなシオンが好きなんだよね…照





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