ぶきような想い
「そういやお前の好きな奴の好みって何だ?」
おおっ
話題180°変えてきたねっ!
「ん〜とね、優しすぎず冷たすぎなくて
ちゃんと相手の事を思いやれる人かな」
「思いやれるかぁ」
シオンは納得いかないような顔をする
自分の良さをわかってないんだよシオンは
「まぁ俺が好きってことは当てはまるってことだな」
「まぁね」
な、なんか恥ずかしくなってきた
「し、シオンの好みは?」
自分で聞いといてなんだけど
なんか聞くのやめたいかも!!
「教えるかよバーカ」
あ、そういう感じのやつね
って!教えろよ!!
私教えたのにっ!!
「なんで教えないのよ!」
「んな恥ずかしいこと言えっかよ!」
「私言ったじゃん!」
「ほらみんなのとこ行くぞ!」
…と私の抗議もむなしくシオンはみんなの所に行く
ちぇ〜っ
聞きたかったなぁ…