ぶきような想い



あとは悩みをすっ飛ばすために全力で走っていたら部活は終わってしまった




意外とあっという間だったなぁ





よーしっ!早く校門前いかなきゃっ






急いで着替えて制汗剤とかをつけて校門前に行くともう既に二人は来ていた











「ごめんっ!遅くなった!」





「全然だよ〜♪詩音達も今来たところ」





「ほんと!?ごめんねっ」











美香の様子を見るけど何も変わらない




ん〜…なんだか落ち着かないなぁ






少しギスギスした雰囲気のままデパートに着いてしまった



なんだこの重たい雰囲気!











「美香〜笑顔で行こうっ?」





「いつも通りだけど?」











全然普通じゃないよ











「何買うー?ことちゃんは
春くんにやっぱり買うの?」











無理やり明るくことちゃんに振るとことちゃんはおどおどしながらも笑顔で答えてくれる





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