ぶきような想い



「夏歩がいるなーって思って
来てみたら面白い話してたからな」











なるほど


一人でこんなとこに来るのか

一体何してたのか私はそっちが気になるよ











「えっと…槙野輝樹くんだったよね?
なんで一人でここにいるの??」











私が黙っていたことをあっさりと聞いてしまうことちゃん



さすが天然だね











「あ?別にいいだろ一人でいたって
それより美香ちゃんだっけ?は瑛太とうまくいってねぇの?」











なんか…怖いね


なんでもスパスパ言っちゃうところが輝樹くんらしいっちゃらしいんだけど











「別にあんたに関係ない」





「それはどうかな?
俺は原因知ってるよって言ってもか?」











え?待って話が見えない


美香と輝樹くんがなんかバチバチしてるけど

何の話してるのかわからない











「…言ってみなさいよ!
知ってるなら言ってみろって言ってるの!」











美香はきつく輝樹くんを睨みながら叫ぶ



美香にそうされているにも関わらず気にもしてない様子の輝樹くん




な、なんか…やばいかも?





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