ぶきような想い



私と春くんが喋っていると
シオンが入ってくる











「お前無茶しすぎなんだよ
あいつは俺が何とかするって言っただろ」





「でもなんとも出来てなかっただろ
それに、これであいつが懲りたとは思わないようにな?」





「わかってる
もっと味しめただろうな」











なんだか2人ともお互いを信用しあってるんだろうなってのが伝わってくる











「後一つ報告な
あいつは誰かの彼女を取れればいいと思ってるだけだぞ」











え??



春くんの言葉にシオンの顔が険しくなる











「どういうことだよ」





「あいつ、詩音と美香ちゃんにも手出そうとした」





「くずだな
俺も謹慎にならないようにしないとな」





「そうだな」











そういって笑い合う二人




なんか輝樹くんすごい人なんだな…





< 163 / 263 >

この作品をシェア

pagetop