ぶきような想い



私がことちゃんと美香を輝樹くんと二人にさせないようにしなきゃ!



何があってももう私達に手出させないんだから






って思った矢先ことちゃんを見ると
輝樹くんに絡まれている


美香は隣で輝樹くんを睨みつけているし











「ちょっと!ことちゃんにまで手出さないでよ!」











思いきって輝樹くんとことちゃんのあいだにはいると輝樹くんはにやっと笑う











「なにー?俺と詩音が喋ってるの気に食わない?」





「あたりまえでしょ!
あんたなんかにことちゃんは渡さない!」





「とか言って〜、詩音に俺が取られるのが嫌なんだろ?」





「はぁ?何言ってるの?
自意識過剰!!」











本当にポジティブっていうかなんて言うか…


シオンのポジティブさとは違うんだよね

全くむかつくやつ!











「もう私たちに関わらないで!」





「そんなに言うなら夏歩には関わらないよ」





「私だけじゃなくてことちゃんと美香にも!
もちろんシオンと春くんと瑛太くんも!」











私がそう言うと何故かみんなの視線が集まった




え?なに??
シオンと春くんもビックリしたように見てるし


あれ??











「みんな見てるなー!
そもそも他の奴らが関わるなって言ってないからねぇ」











どこまでもこいつはーーー!!!


私は他の5人になんとか言って!と助けを求める





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