ぶきような想い
「って言うか、誰がどれ着るのよ?」
きっと三人みんな思ってたことを美香は言ってくれた
「ん〜…まず希望をみんなで一緒に言おう?」
「わかった!」
そしてせーの!と同時に
「「「トナカイ!!」」」
…まじですかーー!!
みんなトナカイなの!?
「ちょ、なんでトナカイ??」
美香は少し動揺している
私だってまさかトナカイだと思わなかった…
「だ、だって!
美香もことちゃんもサンタっていうと思って…
ってなると譲り合いになってツリーになるよりトナカイのがマシだと思ったの」
「…私だって全く同じ理由よ…」
「詩音も…」
結局ジャンケンで順番を決めることになった
「さーいしょーはグー!」
「じゃーんけーん」
「ポンッ!!」