ぶきような想い




「ちょ、お前!!」





「な、夏歩!!」





「それは最高すぎ!!」











私達が部屋に入るなり男子三人は私を指さして笑ってきた!!







だから嫌だったのよ〜…











「そ、そんな笑わないでよー!!」





「笑うだろ!やべ!超似合ってんぞ!」











シオンは明らかにバカにしたように笑いながら言ってくる







うぅ…おしゃれしたから褒められると思えば

こ、こんなことになってしまうなんて…









そう、みんなが笑っている理由は…



私がツリーだから…


しかもただのツリーじゃなくて、美香とことちゃんが面白半分で緑のウィッグをつけて、それに星やら何やらを付けているから





そりゃ笑われるよ!!




ちなみに美香がトナカイで
ことちゃんがサンタさん




私がシオンに散々バカにされている中みんなは










「詩音似合ってる!」





「ほ、ほんと??」





「美香ちゃん!トナカイー!」





「そうよ!どうかな??」











と、いい感じで…





悲しくなってくるじゃんかー!!!





< 173 / 263 >

この作品をシェア

pagetop