ぶきような想い
「ちょ、お前!!」
「な、夏歩!!」
「それは最高すぎ!!」
私達が部屋に入るなり男子三人は私を指さして笑ってきた!!
だから嫌だったのよ〜…
「そ、そんな笑わないでよー!!」
「笑うだろ!やべ!超似合ってんぞ!」
シオンは明らかにバカにしたように笑いながら言ってくる
うぅ…おしゃれしたから褒められると思えば
こ、こんなことになってしまうなんて…
そう、みんなが笑っている理由は…
私がツリーだから…
しかもただのツリーじゃなくて、美香とことちゃんが面白半分で緑のウィッグをつけて、それに星やら何やらを付けているから
そりゃ笑われるよ!!
ちなみに美香がトナカイで
ことちゃんがサンタさん
私がシオンに散々バカにされている中みんなは
「詩音似合ってる!」
「ほ、ほんと??」
「美香ちゃん!トナカイー!」
「そうよ!どうかな??」
と、いい感じで…
悲しくなってくるじゃんかー!!!