ぶきような想い




「シオンの…ばかーーーっ!」












私はいつまでも笑っているシオンを思いっきりボコっと叩いてやった!





恥ずかしいんだから少しくらいやり返してやるんだから!!











「なんだよ!いいじゃんかっ!
おもしれーもん!」











それでも、これでもかっ!ってくらい笑い続けてるし!




そして何故か私にまで笑いがうつってしまった











「も、もう!私まで笑っちゃうっ」











こんな変なカップルだけど
それでもいいかなって思えるくらい私はシオンといることが幸せなんだよね…











「つーかもっと飾り付けしようぜ」





「えっ!これ以上するの!?」





「そっちのがおもしれーじゃん!」











そんな笑顔で言われると断れない〜…




まっ、シオンが楽しいならいっか♪











……と私にシオンが飾り付けをしていると


恐らく玄関の方だろう…から何やら騒がしい声が聞こえてきた











「だ、旦那様お帰りになられたんですか!?」


「い、今ご準備を致します!」





「そんなことはいい!
今すぐシオンを連れてこい!!」











…な、なにごと…??





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