ぶきような想い




「すまねぇなさっきは
今日はもう寝ようぜ?」











シオンはにっこり笑いながらそう言う




私達はそれに頷くしかなく…


女子は女子、男子は男子でお風呂に入って
それぞれカップルで寝ることにした








シオンの部屋はやっぱり落ちつく。



シオンの隣はやっぱり居心地が良い。




今更ながら大好きだな…離れたくないな…
なんて思っちゃうなぁ…











「あ!!
そう言えばシオンに渡すのがあるの♪」











危なく忘れるところだったプレゼント



きっとこれが最後のプレゼント



喜んでくれるかな??











「はいっ♪」





「…開けていいか??」





「もちろん!」











そしてプレゼントを開けたシオンは一瞬動きが止まってすぐにドキッとするほどの笑顔になる











「ピアス!すげぇうれしい
毎日付けるからな」





「ほんと!?よかった〜♪
つけてくれると嬉しい♪」











本当に嬉しい…♪





私が幸せに浸っているとシオンはいきなり抱きついてきた






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