ぶきような想い



「お、落ち着きます」









とりあえず正座する




そうすると美香はちゃんと話し合う姿勢になる









「んで?シオンくんにそういわれて悲しかったし苛立ったしモヤモヤしてるのよね?」





「そう!優しいのか優しくないのかわからない
自分は一体何にモヤモヤしてるのかわからない
わからないことばっかりだよ!」






「うーん…これは私の意見であり、多分みんなが思ってることを言うよ?」





「な、なんでしょう?」









なんだかドキドキするなぁ〜









「それ、恋だよ」









こ、こ、こ、恋っ!?






いやいやいや!
なんであんな変で失礼で優しいのか優しくないのかわからないやつのことっ!!









「そんなやつのことが好きなのよあんたは」





「えぇっ!?心の声聞こえてたの!?」






「モロ声に出てましたよ」









あーーーー
え!本当に恋なの!?





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