ぶきような想い




「う〜…寒い…」











神社に着いたはいいものの…



寒い!!お兄ちゃんの言う通り寒い!!




ぼっちって時点で寒さ増してる気がする…





っとーー!!?
あの後ろ姿は…











「美香ーー!ことちゃーん!」











偶然美香とことちゃんに会った♪











「二人とも春くんと瑛太くんは?」





「瑛太はまだきてないわよ?」





「春くんもちょっと遅れるって言ってたの」











まったく…こんなに可愛い二人を待たせるなんてしっかりしなきゃ〜っ笑"











「そういうあんたこそ一人で何してるの?」











美香さん、痛いとこついてきますね…











「初詣に決まってるじゃん♪」





「へぇ、一人でねぇ」





「だって〜…」











みんなからおいていかれるんだもの〜泣





私が美香をかるーく睨んでいるとことちゃんが天使の笑顔を向けてくる











「じゃあ一緒に回る??」





「えっ!?」











正直な気持ち


回りたい!!!





でもここで回るとかただの空気読めない子だ











「気持ちだけ受け取っておくよ…」





「そ、そう?」









ことちゃんの気遣いだけで幸せ者でござんす





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